こんにちは、清水エスパルスサポーターのえすぷれ(@ta1spulse)です。
2025シーズン J1第26節、横浜F・マリノスとの一戦は1-3で敗戦。清水はラインディフェンスが機能せず、簡単な失点を繰り返してしまい、痛恨の黒星となりました。
本記事では、この試合を振り返りながら、スタメンやフォーメーション、試合展開を現地で撮影した写真とともに整理しています。加えて、良かった点と気になった点をピックアップし、チームの現在地を見つめ直します。
次節に向けた視点も交えながらまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
メンバー構成、試合展開
プレビューで予想したスタメンは、8人正解、3人不正解でした。

スタメン

【キックオフ】清水は4-2-3-1でスタートです


システムを【4-2-3-1】に変更することは想定済みでしたが、北川選手、乾選手が2試合連続でベンチスタートという展開は、正直予想できませんでした

序盤は利樹選手が献身的に前線から動き回り、チームに勢いを与え、さらに嶋本選手がシュートに持ち込む場面もあり、良いリズムで試合が進んでいきました

【16分】横浜、CKの流れから波状攻撃を受ける展開に。右サイドからクロスが入ると、中央で角田選手がフリーで合わせ、先制点を許してしまいました

【17分】横浜、センターライン付近からのFK。ゴール前では梅田選手と蓮川選手がまさかの交錯でボールがこぼれるも、ブエノ選手が必死にクリア!

梅田選手はすぐに立ち上がったものの、蓮川選手は頭部に強く接触した影響か、しばらく動けず… それでもどうにか立ち上がり、ピッチに復帰しました!

今日は【4-2-3-1】で臨んでいますが、雨の影響なのか──あるいは矢島選手がボールを待って動き出さないせいなのか──リズムよくボールがつながりません

29分、横浜、GKからボールをつなぎ、渡辺選手のスルーパスに反応したデイビッド選手が冷静に流し込み、失点です

このシーンに限らず、試合全体を通して植中選手を自由にさせすぎました。その結果、相手にいい流れを作られていた印象です

このシーンでは、嶋本選手がサイドのマテウス選手につられてしまい、その結果、中央を簡単に通され、最後は失点に直結してしまいました・・・

マークの基準が曖昧な守備対応については、秋葉監督も課題を認めています。特に相手の動きに対する認知と受け渡しの判断に経験不足が表れていましたね
4枚で十分守り切れると思っていた中で、トップ下の選手を誰が捕まえるのか、ピッチの横幅をどのように守るのかがハッキリしていなかった。(秋葉 忠宏監督 )
https://www.jleague.jp/match/j1/2025/081602/live/#coach

清水は流れの中で【3-4-2-1】へ変更! マンマーク気味に切り替えたことで、守備が落ち着いてきましたね


【45+2分】清水、左サイドのカピシャーバ選手がクロス、中央で松崎選手がダイレクトで合わせましたが、シュートはGKにキャッチされてしまいます

【前半終了】清水はほとんどチャンスを作れず。一方でマリノスはシンプルかつ効率的な攻撃で、あっさり2得点を奪いリードを広げる展開となりました

【後半開始】清水は、ここで3枚同時交代です!
46分 矢島選手→北川選手、蓮川選手→山原選手、松崎選手→乾選手

北川選手がトップ下、山原選手が左サイドバック、乾選手が左ウィングに入り、再び4-2-3-1にシステムを変更します


恐らく、前半に頭部を打った蓮川選手は、大事をとっての交代だったのでしょう。大事に至らないことを願うばかりです

清水は、【63、65分】とサイド攻撃から北川選手、乾選手がシュートを放つも決められません


【70分】横浜、CKの守備から一気にカウンター!マテウス選手が突破し、カピシャーバ選手をかわしてシュート! しかし、ポスト直撃で命拾いしました

【71分】清水の反撃!ボールを丁寧につないで最後は高木選手が走り込み、力強いミドルシュート! しかし相手GKが反応よくパンチングで弾き、ゴールならず


【75分】横浜、またしてもCK守備からのカウンター。マテウス選手が一気に抜け出すも、ペナルティエリア手前で嶋本選手が追いつき、体を張ってクリア!

試合後、梅田選手も話していますが、同じ過ちを同じ試合で何回も繰り返してしまうのは、ありえないですね
後半は自分たちのCKから相手の決定機につながるカウンターのような形が3回ほどありました。「そんなことある?」と観ている人は思ったと思いますし、あってはならないプレーでした。(梅田 透吾選手)
https://www.jleague.jp/match/j1/2025/081602/live/#player
76分 高橋選手→アチェ選手

ここで、アチェ選手がJリーグデビューです! そのままトップに入ります


アチェ選手は、ストライドの大きさを活かした、力強く迫力のある動きですね

78分 嶋本選手→宮本選手

宮本選手がボランチにそのまま入ります


【80分】横浜、中盤のクルード選手から縦パス一本。谷村選手が抜け出し、冷静に梅田選手の股を抜いてゴール──失点です


このシーンも、住吉選手がラインディフェンスを躊躇し、オフサイドを取れずに失点を許してしまいました

正直、今のメンバー構成でラインディフェンスを徹底するのは厳しいと言わざるを得ません

【90分】清水、山原選手のクロスに北川選手が合わせてゴール!一度はオフサイドの判定となったものの、最終的にゴールが認められます

しかし時すでに遅く、反撃はここまで──土砂降りの中、今シーズン最多の観客が詰めかけたホーム・アイスタでしたが、結果は1-3の痛恨の敗戦となりました
試合を通じて感じたこと

ホームデビュー戦で、注目を集めた高橋選手にはなかなか良いボールが入らず、決定的なシーンを作ることができませんでした


北川選手は後半から途中出場し、積極的にシュートを放ってチャンスを作りました。1点を返す活躍を見せたものの、最後まで勝ち点には届きませんでした

Goodポイント
- アチェ選手がJリーグデビューを果たした
Badポイント
- 誰かが手を抜いているわけではない。それでも、攻守においてチームとして噛み合っていないもどかしさが残る内容だった
- 4バックによるラインディフェンスが機能しておらず、守備陣に大きな不安を残した
- 何度もハイラインの裏を突かれて決定機を許す展開は、異常と言えるほど繰り返された
- 乾選手はポジショニングや動き出しは良いものの、ボールタッチの安定感に欠け、ロストも目立った
- 山原選手はアシストを記録したものの、プレー全体ではバックパスが多く、最近のパフォーマンスには物足りなさが残る
最後に

いかがだったでしょうか

気づけば3点を奪われ、終盤に1点を返したものの、反撃する間もなく、試合が終わってしまいました

大雨の中、最後まで声を枯らして応援してくださったオレンジサポーターの皆さま、本当にお疲れさまでした!

心身ともにダメージの大きな敗戦となりました。それでも、しっかりリカバリーして気持ちを切り替え、次の福岡戦に向けてまた立ち上がりましょう!
これからも、あなたが気になるエスパルス情報をまとめて、記事にしていきます。
また、見にきてくださいね。
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