こんにちは、月に2,3冊本を読んでいるえすぷれ(@ta1spulse)です。
自分自身の考え方、行動に大きく影響した本をご紹介します。
「何かいい本ないかなぁ」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
今回は、フリードリヒ・ニーチェさん、白取 春彦さん編訳の「超訳 ニーチェの言葉」をおすすめします。
ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェさんの名言、格言が、232個収められています。
今回は、その中から、今自分の心に響いた言葉5つを選んでご紹介します。
ぜひご覧ください。
風景が心に与えるもの
いつもの自分の生活や仕事の中で、ふと振り返ったり、遠くを眺めたときに、山々や森林の連なりやはるかなる水平線や地平線といった、確固たる安定した線を持っていることはとてもたいせつなことだ。
それらは単なる見慣れた風景にすぎないかもしれない。けれども、その風景の中にあるしっかりと安定した線が、人間の内面に落ち着きや充足、安堵や深い信頼というものを与えてくれるからだ。
誰でもそのことを本能的に知っているから、窓からの風景を重視したり、セカンドハウスの場所を自然に近いところに選んでいるのだ。
超訳 ニーチェの言葉
なるほど〜
言われて気づきましたが、納得ですね
その風景の中にあるしっかりと安定した線が、人間の内面に落ち着きや充足、安堵や深い信頼というものを与えてくれる
何気ない普段の生活が、実は一番心に安らぎを与えてくれていたんですね
危険なとき
車に轢かれる危険が最も大きいのは、一台目の車をうまくよけた直後だ。
同じように、仕事においても日常生活においても、問題やトラブルをうまく処理して安心から気をゆるめたときにこそ、次の危険が迫っている可能性が高い。
超訳 ニーチェの言葉
なるほど〜
これも納得だなぁ
車の事故も、自宅から500M以内で起こる確率が最も高いって言われているし、
気の緩みが、新たなリスクの始まりってことですね
気をつけましょう
贈り物はほどほどに
大きな物を贈ると、感謝されない。それを受け取った人は、厄介な物をもらってしまったと思うからだ。
贈り物は心だといわれているが、ほどほどでなければ相手を困らせるだけなのだ。
超訳 ニーチェの言葉
なるほど〜
贈り物は心だといわれている
大小に限らず、質や、タイミングも心を反映しているのでしょう
ほどほどというのは、全てにおいて大切ですね
原因と結果の間にあるもの
この原因があったからこういう結果になった、と考えられることが多い。しかし、その原因と結果はわたしたちが勝手に名付けたもにすぎないと気づくべきだ。
どんな物事や現象であれ、原因と結果で簡単に分析できるほどことは単純ではない。まったく目に見えていない他の要素がたくさんあるかもしれないからだ。
それを無視して、ある一つの事柄のみの原因と結果を決めつけ、そこに何か強い結びつきと連続性があるように考えるのはあまりにも愚かなことだ。
だから、原因と結果とで物事の本質を理解したように感じるのは思い込みにすぎない。多くの人が同じように考えたとしても、それが正しさの保証にはならないのは当然のことだ。
超訳 ニーチェの言葉
おっしゃる通りですね
人間は、自分の都合のいいように物事を解釈する生き物ですから、
どうしても単略的になりがちです
ただ、それは違うと考え、思い返すことができるのも、人間です
何事も、簡単に思い込むのはやめて、色々な事象を想像しましょう
違った解釈が思い浮かぶかもしれません
献身は目に見えないこともある
献身は、道徳的に尊い行為だと思われている。弱者や病人や老人の身の周りの世話をすること。自己を殺して仕えること。自身の命の危険をかえりみずに他人を助けること。医師も看護師も救急隊員も介護士も、献身することが仕事になっている。
しかし、よく考えてみよう。他の仕事の多くも、実は献身の一つの形なのではないだろうか。宗教や直接の人助けとはまったく関係がなくても、結局は人を助けるために自分を犠牲にした仕事ではないだろうか。農業も、漁業も、運ぶ人も、オモチャをつくることも。
さらには、思慮深くなされたあらゆる行為さえも、献身ではないか。
超訳 ニーチェの言葉
思慮深くなされたあらゆる行為さえも、献身ではないか
深いですね
身近に災害が起こった時、自分に何ができるか考えていました
何日も考え、答えが見つからないまま、この本を読み返しました
誰の?何に? 役立てるかはわかりませんが、
ブログを再開しようと思います
最後に
いかがでしたでしょうか
本は、いつ、どんな時に読むかで受け取り方が変わります
今回、読み返して改めて感じました
平穏な日々が訪れ、また違った観点で読み返せる日を楽しみにしています
どれか一つでも感じるものがあった人は、ぜひこの本を読んでみてください。
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