公開情報の「再発信」はどこまで許されるのか――アルビレックス新潟の練習見学ルールから考える

こんにちは、清水エスパルスサポーターのえすぷれ(@ta1spulse)です。

はじめに

先日、アルビレックス新潟は公式サイトで「7月12日(土)トップチーム練習公開中止のお知らせ」を掲載しました。
同クラブはこれまで、選手の動向やチーム戦術などの重要情報が流出しないよう、SNS やブログ等への写真・動画・練習内容の投稿を全面的に禁止していました。ところがトレーニング終了後、リハビリ中・調整中の選手名がインターネット上に投稿されてしまったため、勝敗への影響を考慮し、公開練習の中止を決断した――というのが今回の経緯です。

クラブが定めていたルールを破り情報を公開したのは、言うまでもなく重大な違反行為です。とはいえ、そもそも“一般公開”の場で誰の目にも耳にも入る情報まで「再発信を控えてほしい」と求める方針には、少し違和感を覚えます。そこで改めて、公開情報の取り扱いについて自分の考えを整理することにしました。

なぜ「公開情報」までNGなのか

アルビレックス新潟が危惧しているのは、公開練習で得られる情報が対戦相手のスカウティング材料になってしまう点です。具体的には、

  • けが人やコンディション調整中の選手
  • トレーニングメニューから推察できる戦術的意図
  • フォーメーション変更の兆し

などが挙げられます。

そもそも、こうしたリスクを抑えるには 「公開する情報自体を興行側が絞り込む」 のが基本的な運用のはずです。「この情報は他言無用で」と言い添えても、SNSなどが発達した現在では拡散を完全に防ぐのは現実的とは言えません。

S-PULSE PRESS の基本方針

当ブログはこれまでも、「報道済み/公式に公開された情報+筆者の考察」のみを扱ってきました。今後も以下の判断基準に沿って運営します。

判断基準取り扱い方
非公開情報扱わない
公開情報(クラブやJFAが明確にNGと示すもの)扱わない
公開情報(上記以外の公開された情報)扱う

判断ポイント

  • クラブや選手が公開を意図していない情報は扱わない
  • クラブまたはJFAが明確に禁止している情報は扱わない
  • 上記を除き、誰もが見聞きできる公開情報のみを扱う

読者のみなさんへ

今回あらためて公開情報の取り扱いを見直し、自分の考えを整理しました。
私は非公開情報には一切触れず、公開情報はクラブやJFAのルールの範囲内で扱うという原則を再確認しました。

ルールはサポーターとクラブの信頼関係を支える土台ですが、明文化されていない部分にはさまざまな解釈があり、「ここまでは大丈夫」「それはNGだ」と議論が起こりがちです。だからこそ、まずは自分のスタンスを明確に示すことが重要だと考え、本稿をまとめました。

なお、将来もし清水エスパルスが新潟と同様に「公開練習の内容も一切発信禁止」と定めた場合には、その方針を尊重し、当ブログでは該当情報を掲載しないことをここにお約束します。

まとめ

  • クラブや選手が公開を意図していない情報は扱わない
  • クラブやJFAが定めるルールを遵守して運用する
  • 安心して語り合える場づくりを大切にする


今後も S-PULSE PRESS は、多くの皆さんにエスパルスの魅力を伝え、観戦体験がさらに楽しくなる情報をお届けします。

ご意見・ご感想は、コメント欄などでお気軽にお寄せください。

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