こんにちは、清水エスパルスサポーターのえすぷれ(@ta1spulse)です。
J1は残り10試合。ここからは、一つひとつの試合で「どこで勝点を積んでいくか」の目安を持っておくと、終盤戦が少し穏やかに見えてきます。前回の整理では残留ラインは40±1点。清水はあと7〜8点が当面の目標です。
この記事では、相手のPPG(1試合換算の獲得勝ち点)やホーム/アウェイ、直接対決の重み、得失点差のリスクを手がかりに、残りカードをやさしく仕分けしていきます。
「勝ちを狙いやすい本命」「上積みを期待したい試合」「無理をしない選択が安心な試合」といった区分で、各カードの狙い所と想定ポイント配分をまとめました。
不確実な終盤だからこそ、無理のない見通しを持って応援の指針に。清水の“2勝(+α)”への道筋を、一緒に丁寧に描いていきましょう。
前提

もしまだお読みでない方は、こちらの記事からご覧いただくと、より理解が深まります
最新のJ1順位表では清水は13位・勝点33。
降格圏は17位横浜FM25、18位湘南25、19位横浜FC23、20位新潟20。残り10試合で40±1(目安)に到達すれば残留の現実味は高い——つまり+7〜8点がターゲットです。
残り10試合の一覧(日時・会場・相手/相手の現順位とPPG)

残り10試合の相手の現在順位とPPGをまとめました

PPG(Points Per Game)とは、「1試合あたりの勝ち点」を意味しています

例えば、清水はここまで28試合を消化し、勝ち点は33。なので、PPG(1試合平均勝ち点)は 33 ÷ 28 = 1.17 となります
- 9/13(土)19:00 A 新潟(20位/PPG0.71)@デンカS
- 9/20(土)19:00 A 京都(1位/1.93)@サンガS
- 9/23(火)18:00 H 浦和(7位/1.68)@アイスタ
- 9/27(土)19:00 A 神戸(3位/1.83)@ノエスタ
- 10/4(土)13:00 H FC東京(15位/1.11)@アイスタ
- 10/18(土)14:00 A 川崎F(8位/1.61)@等々力
- 10/25(土)14:00 H 東京V(14位/1.14)@アイスタ
- 11/9(日)15:00 H C大阪(10位/1.39)@アイスタ
- 11/30(日)14:00 A 湘南(18位/0.89)@レモンS
- 12/6(土)14:00 H 岡山(11位/1.39)@アイスタ

アウェイ5試合とホーム5試合が待っています。まずは、次のアウェイ2連戦をしっかり乗り越えることが大切ですね
難易度ランクと「2勝(+α)」の取りどころ

PPGと会場(ホーム/アウェイ)から4段階で整理しました
難易度ランク | 対戦相手と会場 | ポイント |
S(勝点1でOK) | 京都A、神戸A、川崎FA | 上位×アウェイ。まずは失点を最小限にする意識を |
A(勝点1以上必達) | 浦和H、C大阪H | 上位だがホーム後押しあり。得意のセットプレーで引き分け以上を狙う |
B(勝点3も十分射程) | FC東京H、東京VH、湘南A、岡山H | 順位は中位〜下位帯。“主導権→先制”が勝ち筋 |
C(できれば勝ちたいが最低ドロー) | 新潟A | 最下位だが相手のホーム。不用意な先制献上だけは避けたい |
本命の「勝ち切り枠」=ここで2勝を取りにいく

勝ち点3がどうしても欲しい試合は、こちらの2試合になるでしょう
- 東京V(H):下位帯&ロースコア傾向。主導権を握れば、シーズンダブルも狙える
- FC東京(H):守備の乱れが出やすい相手。先制→ブロック維持で逃げ切りたい

相手はシーズンダブルを阻止しようと、強い気持ちでぶつかってくるはずです。その圧力をいかに跳ね返すか…ここが試合の大きなポイントですね
代替の「3つ目の勝ち候補」

岡山は初のJ1挑戦。限られた戦力の中で、割り切った戦い方を徹底しています。同じ昇格組だからこそ、ホームでは絶対に勝ちたい相手ですね
- 岡山(H):中位だが同じく昇格組。アイスタで“圧”をかけて勝点3を狙う

清水も残留へ向けて5バックを徹底すれば、相手の力を抑えられます。個々のファイトに持ち込めれば、決して難しい相手ではありません
「+α(上積み)」の取り方

残留争いの直接対決。アウェイの厳しさは覚悟しなければなりませんが、それでも勝ち点を得られれば、残留に大きく近づけるでしょう
- 湘南(A):6ポイントマッチ。最低ドロー、内容次第で勝ちも狙いたい
- 新潟(A):相手は現在最下位。後半勝負で仕留めることができるか

相手は、”勝利しかない”状況。だからこそ、冷静に対応して先制できれば、試合の主導権はこちらに傾くはずです!
現実的なポイント設計(2案)

残留に必要な勝ち点は“+8”。そのための現実的なポイント設計として、以下の2案を考えました
- 〈ミニマム8点案〉FC東京(H)○・東京V(H)○・岡山(H)△・湘南(A)△=+8(合計41)
→ 前回記事のセーフティ値“41”到達。残留確度が一段上がる計画 - 〈余裕10点案〉新潟(A)△・FC東京(H)○・東京V(H)○・岡山(H)○+=+10(合計43)
→ 終盤の番狂わせがあってもブレないクッションを確保できる

どちらの案も共通しているのは、東京の2チームから勝ち点3を奪う設計になっている点です

本来であれば、最終節の岡山戦や、その前の湘南戦は残留を気にせず、一つでも上の順位を目指す戦いがしたいところです

そのためには、京都(A)、神戸(A)、川崎(A)をどう戦い、そしてどんな形で試合を終えられるかが、大きなポイントになりそうです
まとめ

いかがだったでしょうか

ここまでの話をまとめると、今回のポイントはこのようになります
- ホームの3試合(東京V・FC東京・岡山)で最低2勝。そして湘南Aか新潟Aのどちらかで勝ち点1以上を積めば、勝ち点41が見える
- 上位とのアウェイ戦は、“負けない戦い”を徹底し、得失点を守ることが大切

ここまでが私の考えでした。あなたはどう思われますか? ぜひXやコメント欄でお聞かせください
これからも、あなたが気になるエスパルス情報をまとめて、記事にしていきます。
また、見にきてくださいね。
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