清水エスパルス vs セレッソ大阪|目標未達の現実、そして問われる責任と方向性【2025 J1第36節・試合レビュー】

こんにちは、清水エスパルスサポーターのえすぷれ(@ta1spulse)です。

2025シーズンJ1第36節、セレッソ大阪に1–4で敗戦。立ち上がりからリズムをつかめず、前半11分までに2点を失う苦しい展開。その後も流れを変えられず、ようやく奪った1点も焼け石に水となってしまいました。

本記事では、この試合を振り返りながら、スタメンやフォーメーション、試合展開を整理しています。加えて、良かった点と気になった点をピックアップし、チームの現在地を見つめ直します。

次節に向けた視点も交えながらまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

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メンバー構成、試合展開

プレビューで予想したスタメンは、8人正解、3人不正解でした。

えすぷれ
えすぷれ

清水は来季を見据えて高木選手と嶋本選手をスタメン起用。しかしこの試合に限っては、その采配が裏目に出てしまいました

スタメン

えすぷれ
えすぷれ

【キックオフ】清水は今シーズン初めて4-4-2のシステムを採用しましたが、内容的には機能せず、十分な成果を得られなかった印象です

えすぷれ
えすぷれ

東京V戦から2週間空きましたが、4-4-2の初採用に加え、嶋本選手が9試合ぶり、高木選手が8試合ぶりの先発と、変化が多すぎましたね

しゅん
しゅん

率直に言えば、今のメンバーは身体能力が高い一方で、局面ごとの判断力や対応の柔軟さという点では、まだ課題を感じます

えすぷれ
えすぷれ

4-4-2のゾーンで守備を機能させるには組織の成熟と個々の判断力が必要ですが、今の清水には残念ながらその両方が欠けています

しゅん
しゅん

【3分】C大阪、右サイドからのクロスをハットン選手が落とし中島選手がシュート、梅田選手が弾くも、再びハットン選手に押し込まれ失点です

えすぷれ
えすぷれ

軽いですね…。あんなに簡単にプレーさせてしまうのは、ゾーンで守る分、責任の所在が曖昧になり、他人任せになっているからでしょう

しゅん
しゅん

【11分】C大阪、柴山選手のシュートがバー直撃!跳ね返りをヴィトール・ブエノ選手に押し込まれ、清水は立ち上がりから連続失点

えすぷれ
えすぷれ

反応が遅いですね…。嶋本選手も高木選手も、ボールへの意識が遅れて足が止まってしまっています。気持ちで動き出してほしい!

27分 嶋本選手→矢島選手、高木選手→吉田選手

えすぷれ
えすぷれ

矢島選手がボランチ、吉田選手が右サイドバックにそのまま入ります

しゅん
しゅん

この時間帯での2枚替えは珍しいですね。怪我以外ではあまり見ません

しゅん
しゅん

【42分】C大阪はラファエル・ハットン選手が追加点を奪い、清水は前半のうちに0-3と厳しい状況に追い込まれました

えすぷれ
えすぷれ

住吉選手が競りに行くも触れず、そのままつながれて失点。あっさりやられましたね

えすぷれ
えすぷれ

【前半終了】0-3。あまりにも簡単な失点が続き、苦しい展開に。後半は気持ちを切り替え、意地を見せてほしいところです

えすぷれ
えすぷれ

【後半開始】清水は選手交代があります

46分 松崎選手→乾選手

えすぷれ
えすぷれ

乾選手が左サイドハーフに入り、カピシャーバ選手が右サイドハーフに移ります

70分 北川選手→アチェ選手

えすぷれ
えすぷれ

アチェ選手がトップに入ります

77分 カピシャーバ選手→中原選手

えすぷれ
えすぷれ

中原選手が右サイドハーフに入ります

えすぷれ
えすぷれ

【84分】清水、乾選手がハーフライン手前からドリブル開始!高橋選手とのワンツーで抜け出し、右足一閃!サイドネットを揺らすゴーーーーール!

しゅん
しゅん

素晴らしい!

えすぷれ
えすぷれ

後半のアディショナルタイムは、5分です

しゅん
しゅん

【90+3分】C大阪、清水のCKからのカウンター。古山選手に押し込まれ、痛恨の4失点目。最後まで守り切れず・・・

えすぷれ
えすぷれ

【試合終了】雨中のアイスタで行われた一戦は、清水が1-4で敗戦。攻守ともに課題が残る内容となり、今後の立て直しが求められます

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試合を通じて感じたこと

えすぷれ
えすぷれ

ここまで書くのに3日かかりました。心身ともにかなり疲れる作業でした

Goodポイント

  • 乾選手が1ゴール決めてくれたこと

Badポイント

  • 共通理解が十分に浸透していない中での4-4-2採用、さらに8試合以上ぶりとなる選手を2人同時にスタメン起用した判断には疑問が残る。準備段階からの整合性が取れていないまま試合に臨んでしまった印象だ。
  • 個々のポテンシャルは確かに高い。しかしながら、チームとしてのインテリジェンスや連動性が明らかに不足しており、攻守ともに組織で戦う姿勢が見られなかった。結果として、戦術は存在していても、それを実行できる土台が整っていない。
  • 攻撃も守備も、すべてが個の能力任せ。良く言えば選手の裁量を信じているが、悪く言えば「放任」に近い。これは秋葉監督の就任当初から変わっておらず、個人が活躍すれば勝てるが、そうでなければ凡戦を繰り返すという構図に陥っている。
  • 正直なところ、今の監督・選手構成で続ける限り、“マンツーマンのポテンシャル頼みのサッカー”しか押し切る手段がなくなる。しかし、それが目指すべき形なのか?チームとして“やりたいサッカー”と、今“できているサッカー”との間に、あまりにも大きなギャップがあるのが現状だ。
えすぷれ
えすぷれ

目標未達の現実を踏まえ、クラブは今こそ進むべき道を再定義すべき時期です。反町GMの判断に期待がかかります!

最後に

えすぷれ
えすぷれ

いかがだったでしょうか。今回は私の率直な思いをまとめました

私はこの記事を書くにあたり、現地で試合を観戦し、映像も何度も見直しました。
確かに、嶋本選手や高木選手の足が止まる場面、松崎選手が足を滑らせるシーンもありました。
しかし、それらは激しく非難されるような内容ではなかったと、私は感じています。

それはきっと、秋葉監督が選手たちに抱く「期待値」と、私自身が彼らに抱いている「期待値」が異なるからです。
同じ試合を見ても、感じ方や感情の揺れに差が出るのは、その期待値の違いによるものだと思います。
この試合を観て、今の清水に対して何を感じるかが人それぞれなのは、そういう理由なのでしょう。

ただ、私は――
秋葉監督とこのメンバーで戦うのであれば、選手たちの特性に合ったシステムと戦術で、泥臭くても、心を揺さぶるような試合が見たい。
そう、強く感じました。
えすぷれ
えすぷれ

目標としていた10位以内は逃しましたが、残り2試合は熱い戦いを見せてくれ!

これからも、あなたが気になるエスパルス情報をまとめて、記事にしていきます。

また、見にきてくださいね。

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