こんにちは、清水エスパルスサポーターのえすぷれ(@ta1spulse)です。
2025年10月21日に静岡市長定例記者会見が行われました。
静岡市長・難波喬司氏による10月21日の定例記者会見では、「人生の最期」「若者の未来」「静岡の味」「街の景観」──暮らしの安心から地域ブランド、そして清水エスパルスのホーム問題まで、市政の今とこれからを左右する重要なテーマが並びました。
中でも注目は、清水駅東口の新スタジアム構想。市長は来年1月末をめどに、「IAIスタジアム改修」か「新設」か最終判断すると明言しました。
1時間19分にわたって開催された定例記者会見について、要点を整理し、箇条書きでまとめました。
気になるところだけでも、ぜひチェックしてみてください。
エンディングサポートプラン
高齢者の孤立・孤独死を防ぐため、全国初の終活支援制度を開始。
- 市が「終活支援業者」と「契約~実施」まで見届け。
- 預託金は市出資法人が管理、葬儀・遺品整理まで安心。
- 寄付された土地・建物は若者世代に再活用。
- 「最期まで安心できるまち」を目指す新制度です。

全国で初となるこの制度が静岡から広がっていくことは、大変意義深いことです。地域として誇りを持てる取り組みです
奨学金返済支援で若者定着
若い人が“静岡で働き続けたい”と思える仕組みづくり。
- 企業の奨学金返済支援に市が補助(中小12万円/大手9万円/年)
- 市と企業で1人あたり年間18万円を支援(最大6年)
- 11月4日申請開始、対象は市内勤務の正社員
- 地元企業の採用力を高め、若者の流出を防ぐ狙いです。

若い世代にとって奨学金返済は大きな負担です。この制度が静岡で働くきっかけとなるためにも、認知度の向上が求められます
「地味ガストロノミー静岡」始動
“派手じゃないけど深い味わい”=地味(JIMI)を新しい食文化コンセプトに。
- “旨味”に続く第6の味=JIMIを世界へ発信
- 「静岡ベストシェフアワード2025」創設(来年2月授賞式)
- 審査員に三國清三氏や佐藤洋一郎氏ら
- 食材×文化×人で“静岡らしい食体験”を観光へ展開
- 食の奥深さをまちのブランドに育てるプロジェクトです。

発想や取り組み自体は本当に素晴らしいのですが、正直ネーミングにはもう少し工夫が欲しかったですね
メガソーラー規制条例を検討
森林伐採や土砂流出など、再エネ事業の課題に対応。
- 太陽光設置を許可制に(仙台市条例を参考)
- 設置~撤去まで一貫管理を義務化
- 罰則・過料(5万円以下)導入も検討
- 景観重点地区(日本平・美保半島など)で特に厳格に
- 2026年6月の条例化を目指し、環境と調和した再エネ推進を図ります。

メガソーラー問題を受け、すぐに規制強化を決定した対応はさすがですね
清水駅東口 新スタジアム構想 ― 来年1月に方向性決定
清水エスパルスの未来に関わる重大テーマ。
静岡市は来年1月末までに「IAI改修」か「駅前新設」か最終判断します。
現在の検討状況
- IAIスタジアム改修案
試算148億円 → 物価上昇を受け再精査中。
構造補強・観客席改善などを含めコストを見直し。 - 清水駅東口新設案
周辺土地の調整中。
スタジアム+駅直結動線・歩道橋整備を含めた総事業費は約300億円規模。
市単独負担は非現実的とし、民間資金(PPP/PFI)活用を前提に検討中。
市長コメント
「公設公営のIAIは市の全額負担。だが新設は民間参画なしでは現実的でない」
「どちらにしても、市民が“なるほど”と思える根拠を示すことが大切」
見通し
- 市は1月末までに方針を固め、議会・市民に説明。
- 費用だけでなく“社会的効果”も評価軸に。
- 清水の街づくり・交通・観光を含めた「街の器」選びに。

いよいよ決断の時を迎えます。“日本平の誇り”か“駅前での再出発”か。街とクラブの未来が交わる2026年1月に注目です!
まとめ

いかがだったでしょうか

スタジアムの話題が出るまで定例会見を見る機会はありませんでしたが、想像以上に多くの施策を検討・実施していて驚きました

難波市長の持つスピード感と推進力には大いに期待が持てます。今後の具体的な施策の展開にも注目していきたいです

これからも、あなたが気になる静岡市、清水区、エスパルス情報をまとめて、記事にしていきます。また、見にきてくださいね
出典(主要):
- 令和7年10月21日(火)静岡市長定例記者会見 shizuoka_city公式
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