清水エスパルス vs サンフレッチェ広島|“脱・戦術、乾”で見せた新たな攻守のかたち【2025 J1 第25節レビュー】

こんにちは、清水エスパルスサポーターのえすぷれ(@ta1spulse)です。

2025シーズン J1第25節、サンフレッチェ広島との一戦はスコアレスドロー。3日前に完敗を喫した同じ相手に、今度はしっかり修正して“勝ち点1”を持ち帰りました。

本記事では、この試合を振り返りながら、スタメンやフォーメーション、試合展開を現地で撮影した写真とともに整理しています。加えて、良かった点と気になった点をピックアップし、チームの現在地を見つめ直します。

次節に向けた視点も交えながらまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

メンバー構成、試合展開

プレビューで予想したスタメンは、8人正解、3人不正解でした。

スタメン

えすぷれ
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【キックオフ】清水は3-4-2-1でスタートです

えすぷれ
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天皇杯では4-2-3-1で完敗を喫した清水。今回はそこから一転、【3-4-2-1】にシステムを変更し、相手と“ミラー”で正面から勝負に出る選択を取りました

ウラ
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両ウィングバックには守備力重視の選手を配置。前線には1対1に強いカピシャーバ選手と高橋選手、ボランチには、若さと運動量が武器の嶋本選手を抜擢です!

えすぷれ
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狙い通り、前半は清水がしっかりとボールを支配! 空中戦でも果敢に競り合い、相手と何度も交錯しながらも1対1でしっかり対応できています!

ウラ
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【44分】清水のCK、松崎選手の絶妙なボールに対し──中央で高木選手が相手の2倍は飛んだんじゃないかというほどの打点でドンピシャヘッド!!

えすぷれ
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しかし…相手GK大迫選手のビッグセーブに阻まれ、ゴールならず! 前半で一番惜しいシーンでしたね

ウラ
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あっという間に前半終了!清水はプレスバックやゲーゲンプレスを徹底し、ボールを奪いに行く姿勢が前面に出た、素晴らしい前半でした!

えすぷれ
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後半開始、清水は選手交代ありません

ウラ
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後半に入って、広島が2枚替えで一気に流れを変えてきました。清水はその勢いに押され、何度か鋭いカウンターを食らう場面も…

えすぷれ
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清水も48分、インターセプトから松崎選手がシュート! 続く56分には、嶋本選手のシュートに利樹選手が頭でコースを変えるも…惜しくも枠の外!

57分 山原選手→北川選手、松崎選手→乾選手

えすぷれ
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北川選手が右インサイドハーフ、乾選手が左インサイドハーフに入り、カピシャーバ選手が左ウイングバックに移ります

えすぷれ
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ここで清水は、エースと乾選手を2枚同時投入! 最前線に残されたのは高橋選手──この試合における彼の貢献度と存在感の大きさを物語る采配でしたね

ウラ
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【61分】広島、前線からのインターセプトに素早く反応した中島選手!そのままコントロールショットを狙いますが、ボールはわずかに枠の外… 危なっ

えすぷれ
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【67分】清水、乾選手がスルスルっとポケットに侵入!そのまま速いクロス、ニアに利樹選手が飛び込むも、大迫選手がしっかりキャッチ… 惜しいぃ!

70分 カピシャーバ選手→吉田選手、高橋選手→中原選手

えすぷれ
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吉田選手が左ウィングバック、中原選手が右インサイドハーフに入り、北川選手がトップに移ります

えすぷれ
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吉田選手の投入で守備の強度がグッと増し、読みと身体を張ったプレーでピンチを何度も救ってくれました! この交代は、間違いなく効きましたね!

ウラ
ウラ

【76分】【80分】と、途中出場の前田選手に2度も決定的なフィニッシュを許す展開に…! それでも、最後の一線で体を張り、なんとかゴールは死守!

84分 高木選手→北爪選手

えすぷれ
えすぷれ

清水、ここで“最後の矢”を放つ! 右ウィングバックに投入されたのは、北爪選手! 一瞬で局面を打開できるこのカード、勝負どころです!!

えすぷれ
えすぷれ

この後、この試合流れの中からで1番のビックチャンスが訪れます!

えすぷれ
えすぷれ

【85分】清水、中盤で丁寧にボールを回しながら攻撃を組み立て──北川選手が“水を含んだ芝の滑り”まで読み切った、絶妙なタイミングのスルーパス!!

ウラ
ウラ

抜け出した北爪選手がタイミングよくシュートを放つも……大迫選手がまたしても立ちはだかる! これも決まらない…!惜しい!!

えすぷれ
えすぷれ

フィニッシュ以外は全て“狙い通り”──仕上げに欠けたのは、本当にわずかな精度と運なのか・・・

ウラ
ウラ

【88分】広島、中島選手のスルーパスで清水の守備が一瞬崩され、危ないシーンに…! それでも清水DF陣が最後まで集中を切らさず、体を張ってブロック!

えすぷれ
えすぷれ

豪雨の中で繰り広げられた一戦はスコアレスドロー。両者ともに一歩も譲らぬ、激しくも見応えある好ゲームとなり、勝ち点1を分け合う結果となりました!

試合を通じて感じたこと

Goodポイント

  • 0-3の完敗から中3日、あと一歩で勝利に手が届くところまで持ち直した
  • Jリーグではこれで2試合連続でクリーンシート達成!
  • 利樹選手がチームのために走り、つなぎ、泥臭く戦う姿勢がチーム全体の士気を高めた
  • 踐選手は広いカバーエリアで攻守に顔を出し、ピッチのあらゆる場面で存在感を発揮
  • ブルネッティ選手・住吉選手・蓮川選手の守備バランスが非常に良く、安定感が光った
  • カピシャーバ選手は前線で単騎突破を繰り返し、相手守備陣に脅威を与え続けた
  • 嶋本選手は目立たないながらも、要所で顔を出してファイト。チームに不可欠な存在に
  • 吉田選手の復帰により、守備の選択肢が広がったことは本当に大きい

Badポイント

  • 決定機までは持ち込めたものの、仕留めきれずに終わった

最後に

えすぷれ
えすぷれ

いかがだったでしょうか

ウラ
ウラ

勝利でのリベンジはならずとも、この勝ち点1は大きな成果といえるでしょう

えすぷれ
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まず守備面では──高木選手の危険察知能力が抜群で、右サイドだけでなく中央のスペースまでしっかりカバー。守備ライン全体が明らかに落ち着いていました

ウラ
ウラ

そしてもう一つ、大きな収穫! 宇野選手が不在の中で、嶋本選手が広島相手に、堂々と90分間闘い抜いたことは、チームにとって大きな希望になりました!

えすぷれ
えすぷれ

攻撃面で見れば、今回の前半は──これまでの“戦術・乾”に頼らずとも、個々のストロングを活かしてリズムを作る形が随所に見られました

ウラ
ウラ

今シーズンを振り返ったとき──この試合の前半は、チームが“戦術・乾”から脱却するための、初めての実戦的な布石だったと言えるのではないでしょうか

えすぷれ
えすぷれ

利樹選手をトップに据えたことで──北川選手、乾選手、カピシャーバ選手、中原選手、松崎選手の2列目の攻撃のバリエーションが一気に広がりましたね!

ウラ
ウラ

ここに新加入のアチェ選手が加わることで、次のホーム・マリノス戦は、チーム内の競争が一層激化! “新生エスパルス”の幕開けとなるかもしれません!

えすぷれ
えすぷれ

チケット完売のマリノス戦──残留争いの“ポイント6マッチ”であると同時に、チーム上昇のターニングポイントになる一戦を共に刮目しましょう!!

これからも、あなたが気になるエスパルス情報をまとめて、記事にしていきます。

また、見にきてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
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